大阪府域の観光DX支援に関するプレスリリースを発表しました

[プレスリリース]

2023年1月12日

データビークル・ Vpon JAPANが大阪観光局の観光DXの支援を開始
大阪府域の観光施策強化にデータサイエンスの手法を新規導入!
アンケート×データサイエンスなどのデータソリューションで新たな観光客増加へ

株式会社データビークル(本社:東京都港区/代表取締役CEO:油野達也、以下、データビークル)は、内閣府が掲げるクールジャパン戦略のデジタルシフトを推進するビッグデータカンパニーであるVpon JAPAN株式会社(所在地:東京都新宿区 代表取締役社長:篠原 好孝、以下「Vpon JAPAN」) と共に、公益財団法人大阪観光局(所在地:大阪市中央区 理事長:溝畑宏、以下「大阪観光局」)の観光施策としてデータサイエンスを中心とする観光DXの取組みを開始いたしました。

今回、データビークルは、自治体・日本企業の訪日観光支援や海外展開支援や大阪観光局へDMP構築の支援やデータソリューションの提供を行なってきたVpopJAPANと共に、アンケートとデータサイエンスの手法をかけ合わせたマーケット調査サービス「オルタナインサイト」を大阪観光局に提案し、採択されました。今後、大阪府域のエリアプロモーション強化に向けて、三者一体となり、データやデジタルの利活用・分析による観光客増加の施策を行なって参ります。

■大阪観光局の課題
Vpon JAPANは、2018年12月より大阪観光局に向けて「Vpon インバウンドDMP(※1)」を基盤とした「大阪観光局DMP」の構築を開始し、旅マエ(海外から大阪への旅行検討層)や旅ナカ(大阪に訪問している海外旅行者)に対しての総合的な効果検証を可能にしてきたほか、大阪地域の旅行者のターゲット策定を通じたコンテンツ企画や広告ソリューションの提供を可能にしてきました。

この結果、大阪観光局では「大阪観光局DMP」を通じて旅行者実績の多いエリアの効果検証は進んだ一方、旅行者実績の少ない郊外等の一部エリアにおいては、明確なターゲット策定がなされていないことや、観光客の情報を得る手段がないことが課題となっていました。
※「Vpon インバウンドDMP」とは、Vponグループが保有するアジア地域の旅行者データを格納したマーケティングプラットフォームです。訪日旅行者の集客対策を行う自治体や企業などの自社データを統合することができ、ダッシュボードや分析レポートなどの効果検証や、選定ターゲットへの広告配信を行うことができます。
「大阪観光局DMP」導入についての詳細:https://www.vpon.com/jp/osakatb-dmp/

■取組みの背景
データビークルは、アンケートとデータサイエンスの手法をかけ合わせたマーケット調査「オルタナインサイト(※2)」として、高度な統計解析による調査結果が得られるサービスを提供しています。自治体の観光領域に導入すると、「特定の観光資源から生まれた観光コンセプトに、どのような人が魅力を感じるか」について、観光客の属性・目的・心理などの観点から定量的な評価が可能となり、観光資源のプロモーション施策が明確でない地域に、観光資源活用の方向性や狙うべきターゲット像を明らかにすることができます。

大阪観光局は、2022年12月、Vpon JAPANのデータソリューションと共同で提案された「オルタナインサイト」の利便性に魅力を感じて採択いただきました。大阪観光局は海外からの観光客誘客施策としてVpon JAPANのデータソリューションを活用するほか、オルタナインサイトの活用を通じて、大型プロモーションの効果測定を強化して参ります。今後、市町村ごとの来訪者の特徴分析観光コンセプトの魅力度調査の実施を予定しており、この結果をもとに、大阪府域の市町村に具体的な観光施策提案を行います。
※オルタナインサイトは、アンケートで集計したデータに高度な統計解析を適用し、その結果と根拠を文章で説明する「分析」に強みがあり、自治体の観光DXでは地域ごとの課題解決に直結した結果を示すレポートを提供しています。
https://www.dtvcl.com/wp-content/uploads/2022/12/d3c05b7fe8000d7671b0e57f1844cd59.pdf

【画像】 オルタナインサイト、観光客のある市町村への来訪目的

■大阪観光局について
オール大阪体制で観光集客に向け、戦略的な観光振興に取り組むため、大阪府、大阪市、在阪経済団体(関西経済連合会、大阪商工会議所、関西経済同友会)のトップ会議での合意に基づき設置された組織。大阪の歴史的、文化的および経済的特性を活かし、マーケティング戦略に基づいて観光事業の振興並びにMICE の誘致及び支援等に関する事業を行うことにより、地域経済の活性化を図る。大阪を、世界に開かれた国際観光文化都市としての発展に寄与するとともに、国民の生活、文化および経済の向上発展並びに国際親善に寄与することを目的としています。

・法人名:公益財団法人大阪観光局
・代表者:理事長 溝畑 宏
・設立:2003年
・所在地:大阪府大阪市中央区南船場4-4-21 TODA BUILDING 心斎橋(旧りそな船場ビル)5階
・事業内容:海外プロモーション、観光DX、観光インフラ、教育旅行等
・URL:https://octb.osaka-info.jp/

■VponJAPAN株式会社について
アジア地域の旅行者データを有し、内閣府が掲げるクールジャパン戦略のデジタルシフトを推進するビッグデータカンパニーです。「ニッポンとセカイをつなぐ!」を合言葉に、自治体・日本企業の訪日観光支援や海外展開支援、DMP構築の支援やデータソリューションの提供を行なっております。

・法人名:Vpon JAPAN株式会社
・代表者名:代表取締役社長 篠原 好孝
・設立:2014年6月
・所在地:東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー18F
・事業内容:データマーケティングコンサルティング事業、スマートフォン広告代理・運用事業、インバウンドデジタルマーケティング支援事業、DMP構築事業など
・URL:https://www.vpon.com/jp/

■株式会社データビークルについて
2014年11月にデータサイエンス支援企業として設立されたデータビークルは、「データサイエンスの民主化」をキーワードにプログラミング知識なしで使えるデータサイエンスツールを開発、販売しています。また、多くの企業へのデータサイエンス支援の経験から、データ分析で成果を生み出すためのデータリテラシーを教育するDX人材育成研修プログラムの開発・提供、顧客解像度を引き上げるインサイト調査サ―ビスのオルタナインサイトの提供も行っています。

・法人名:株式会社データビークル
・代表者:代表取締役CEO 油野 達也
・設立:2014年11月
・所在地:東京都港区東新橋2-9-1 CIRCLES 汐留8F
・事業内容:ビックデータの取得、解析、分析に関する事業 等
・URL:http://www.dtvcl.com/

■本リリースに関するお問合せ先(報道関係者様)
株式会社データビークル マーケティング担当
E-mail: mail@dtvcl.com / TEL:050-5358-5994 / FAX:050-5210-3767
(※ 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。)