データベースを活用した身近な例を紹介 | | DataVehicle

コラム

データベースを活用した身近な例を紹介

インターネットやITツールが普及したことによって、企業では顧客や取引先、社員のデータなど、膨大な情報が取得できるようになりました。

そうしたデータを経営に活かしたいと考えている人の中には「データベース」という言葉を聞いたことがある人も少なくないでしょう。

データベースとは、どんなものを言うのでしょうか。

この記事では、データベースについて、私たちの身近にある例を紹介しながら分かりやすく解説します。

データベースとは?

データベースを簡単に言うと「整理されたデータを集めたもの」です。

データベースは単純に素のデータを集めたものではありません。マーケティングなどに活用するため、管理と検索をしやすく整理しています。

電子化された顧客名簿や住所録、在庫情報、商品情報などがデータベースの一例です。ビジネスの世界では、ありとあらゆる場面でデータベースが活用されています。

データベースの特徴

データベースには、次のような特徴が挙げられます。

  • データが電子化されている
  • データか管理されている
  • データが検索できる状態になっている
  • データのグループ化ができる
  • データの編集が簡単にできる

マーケティングやセールスにデータを活用したいとき、生データから欲しい情報を検索するのは大変な労力がかかります。データベースがあれば、比較的簡単に必要な情報を知ることが可能です。

データベースを活用してできること

多くの情報を管理しているデータベースは、あらゆる企業で導入されています。実際にデータベースはどう活用されているか、具体例を紹介します。

データ分析に活用する

データベースにはあらゆる情報が格納されていますが、ふだんからデータに触れていない人にとっては、どのデータを使って、どんな分析をするのか、その結果何がわかるのかわかりにくいものです。

グラフやチャートなどで分析結果をわかりやすく「見える化」したり、事象が起こった原因を深掘る「要因分析」、今後の見通しを「予測分析」することによって、より多くの人がデータに対する理解を深めることができます。

経験と勘に頼って意思決定していた企業は、データドリブンな意思決定をする土台を作ることができるでしょう。

データベースマーケティングに活用する

企業が所有するデータベースをマーケティングに活用することもできます。

データベースマーケティングとは、データベースに集積された顧客の個人情報や購買履歴、資料請求のリストなどを使い、ターゲットとなる顧客にアプローチする手法をいいます。

データベースマーケティングでは既存顧客へのアプローチを目的とします。データベースにいかに有益な情報が含まれているかが重要なポイントとなるでしょう。

データベースを活用する際の注意点

あらゆる情報が管理・整理されているデータベースですが、連携や統合を怠ると、効率よくデータベースマーケティングができなくなる恐れがあります。

身近な例として、実店舗とコールセンターでのデータベースについて考えてみましょう。

ある顧客がコールセンターにクレームを申し入れました。この顧客は以前、実店舗にも来店し、店員にクレームを伝えたことがあります。

コールセンターと実店舗で使うデータベースが同じであれば、コールセンターの担当者はデータベースから以前この顧客が店舗で申し立てたクレームを参照することで、店舗とコールセンターで同じ対応を取ることができます。

しかし、コールセンターと店舗がそれぞれ異なるデータベースを使用していた場合、この顧客を同一人物だと認識できず、一貫した対応ができない可能性があります。

データベース同士が連携できていれば、店舗やコールセンターなどクレームの申立先を問わず、シームレスな対応を顧客に提供することができます。

データベースを活用した身近な例

それではデータベースを実際に活用する身近な例について確認していきましょう。下記の例を見ると、私たちは知らず知らずのうちに、データベースを活用していることがお分かり頂けると思います。

小売業での活用例

スーパーやドラッグストアといった小売業では、データベースを活用したマーケティング手法が広く使われています。

データベースマーケティングで重要となるのは「お客様のリスト」です。多くの顧客が利用する小売業においては、以下のような情報をデータベース化して、マーケティングに活用しています。

  • 顧客の個人情報
  • 顧客の購買履歴
  • ウェブサイトの閲覧履歴

身近な例として、スーパーやドラッグストアで会員登録をしたことを考えてみましょう。

会員登録する際はまず、住所や生年月日を登録用紙やサイト上で記入します。誕生日の月などに値引きのクーポンやお得な情報が届くことがありますが、顧客の記入した情報がデータベース化されていて、的確なタイミングでアプローチしている身近な例だと言えます。

会員カードなどでユーザーIDをデータベースで管理しておけば、顧客の購買履歴を後から確認することもできます。ECサイトを運営しているのであれば、データベースから最適な情報をレコメンドするなど顧客へのアプローチ方法を増やすことができるでしょう。

銀行での活用例

銀行でもデータベースが活用されています。身近な例として、通帳の記帳について考えてみましょう。

通帳を忘れてキャッシュカードのみで振込みや預け入れなどの取引をしても、後日通帳を記帳すれば過去の利用履歴はすべて記載されます。

これは、銀行のデータベースに取引明細が全て記録されているためです。

ECサイトでの活用例

AmazonなどのECサイトでもデータベースが活用されています。

ECサイトでは顧客情報や仕入先情報、商品の入出庫情報などあらゆる情報をデータベース化しています。これらのデータベースを連動させることにより、在庫管理システム上の在庫数を最適化させているのです。

商品の入出庫情報をデータベースから分析することにより、季節などによる需要変動を把握することができます。データベースから色々な要素を考慮することによって、在庫の最適化を実現しているのです。

データベースを活用しよう

グローバルでの競争力を高めるために、多くの国内企業ではDXを推進しています。デジタル技術の活用と共にDXの核となっているのが「データの活用」です。

データベースの活用は、DX推進を加速させる上で必要不可欠です。データドリブンな意思決定をするためにも、データを見える化して、さまざまな角度から分析することが大切です。

苦手意識を持たずにデータベースを上手にビジネスに取り入れられれば、効率よくビジネスを展開することができます。

データ分析や活用、DX推進に関するお悩み、弊社製品の機能についてご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。